2022/01/25 18:42

kudu leatherについて書くのは2度目です

今日は、トコノールを塗る必要のない

kudu leatherでかばん制作に取り掛かりました


kudu leatherは、床面がスエード素材になっていてそのまま使えるぐらい美しく、肌触りがとっても優しいです

なので、トコノール処理がいりません


銀面はもちろん素晴らしい…!!の一言。


この野生動物の証とも言える…傷。

生き生きと走り回っていた証です。

そんなkuduの革を扱っていると、1㍉たりとも無駄にしない。と思います

そして、そんな気持ちに応えるかのように…

1㍉とも使えないな…と思う部分がない。

そんな革です。

それがkudu leatherの魅力だと思います


kuduという動物は、聞き覚えのない方が多いと思います!!

Wikipediaより引用してみました(^_^)


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『革はバッグなどに、角は楽器の材料などに使われ、ユダヤの角笛ショファーの主な原材料として用いられる(クーズー以外の角でもショファーの原材料になることはある)。

南アフリカのサッカーファンが応援に吹き鳴らすことで有名になったブブゼラは、クーズーの角笛が起源とも言われている。

現地では肉を食用にもするため、それらを目的にした密猟者が後を絶たない。

ジンバブエの国章のデザインには、2頭のクーズーが用いられている。

2010 FIFAワールドカップ南アフリカ大会の記念コインにも、開催都市であるムプマランガ州の象徴としてクーズーが描かれている。

アメリカの刃物メーカー、コールドスチール(coldsteel)社の発売している折り畳みナイフの一つには、「Kudu」の商品名がつけられている。

アフリカでは極端に珍しい動物というわけではないが、日本の動物園では1頭も飼育されていないために、日本では知る人は少ない。』

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ちなみに、この革は、爪でひっかくとすぐ白く傷がつきます

私も、最初に手に入れた時にはすぐ爪の傷がつくこの革に愕然…としたものです

おっかなびっくり触っていた記憶があります

だけど、今ならわかります 笑!!


この革は、爪でついた白い傷さえも、最初からついていた傷のように馴染んでいきます


元々の傷も世界にたった一つだけ。

そして後につく傷で、更にオリジナリティ溢れる唯一無二のものになっていくのです

kudu leatherの魅力は、そういうところだと思います


今日は、kudu leatherを触っていましたが、注文していたトコノールが届いたので。。

明日からはkudu leatherは少しお休みして

オーダーいただいたものの制作に取り掛かろうと思います!!


それでは、また…( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾